ピルを飲み忘れたら、まずどうする?

薬を飲む女性

低用量ピルを飲み忘れたときには、飲む予定だった時間から24時間以内の場合には気づいた時点で服用します。
そして次に服用する時間を決まった時間に服用することで排卵をふせぐことができるため、避妊効果があります。

飲み忘れに気づいたのが定刻の丁度24時間後だった場合には2錠同時に服用します。
それ以上間が空いてしまった場合には飲み忘れた直近の分を気づいた時点で服用し、その後決まった時間に服用を7日以上続けます。
注意点として7日以上服用を続けるまでは他の避妊方法を併用するか性交自体を自粛する必要があります。
この方法はキープ法と呼ばれています。

低用量ピルを2日以上服用するのを忘れてしまった場合、1度リセットしてしまう方法もあります。
これは避妊できているかがわからない状態で飲み続けるよりも一度リセットしてしまい、次の月経が来てから服用を始める方法です。
この方法はリセット法と呼ばれており、より確実に避妊が出来る方法として推奨されています。

次のシートを飲み忘れたときにも、排卵する確率が高くなり妊娠してしまう可能性が高くなりますのでその場合にも次の月経を待ってから新しいピルの服用を始めるのが効果的です。
新しいシートを飲み始めるまでの期間が9日以上開いてしまった場合には避妊効果は期待できません。
その場合は新しいピルを服用するまで別の避妊をするか性交自体を行わないことで望まない妊娠を防ぐことが出来ます。

ピルを飲み忘れたときの注意点としては、飲み忘れたタイミングによって対処方法に違いがあるという点です。
24時間以内であればそれほど心配する必要はありませんし、48時間未満であれば正しい服用方法で望まない妊娠を防ぐことが出来ます。
48時間以上時間が空いてしまうと不正出血が始まるケースがありますし、避妊効果は急激に下がってきますのでコンドームなど別の避妊法を使ったキープ法かリセット法で対処する必要があります。

トリキュラー、そしてマーベロン

日本で処方されるピルで人気のトリキュラーやマーベロンでも、飲み忘れの時の服用方法は同じです。
トリキュラーもマーベロンも日本の婦人科でポピュラーなピルで、避妊方法に違いはありません。
ピルを服用した時の副作用は感受性が人によって異なり、トリキュラーを服用して副作用を強く感じた場合にはマーベロンを服用すると副作用が気にならなくなるケースがあります。

トリキュラーは日本の婦人科で第一選択肢として処方されることの多いピルですが、ニキビや肌トラブル、吐き気などマイナートラブルに悩まされるケースもあります。
そのような方に好んで選ばれているのがマーベロンで、比較的新しい部類の第三世代のピルです。

これら二つの低用量ピルは、避妊効果を目的として服用している場合には、24時間以内の飲み忘れであれば全く問題はありません。
それ以上時間が経過して避妊目的で服用している場合にはリセット法を行うのが確実です。
しかし、美容や副効用の目的で服用している場合には、気づいたときに一錠、決まった時間に一錠服用することで副効用が得られる可能性が高いです。

ピルの飲み忘れを防ぐ方法としては枕元に置いておいたり、歯磨きのグッズと一緒にしておいたり、化粧ポーチの中に入れておいて会社や学校でお昼休みに服用するといった工夫をするのが有効です。
忘れたときの対処法も何時間忘れたのかによって服用方法も決められていますし、キープ法よりはリセット法のほうがより確実と言われています。

ピルは決まった時間に服用する事でより強力に望まない妊娠を防ぐことができる薬です。
そのため、忘れない工夫をすることが重要ですが、忘れてしまったときの対策を覚えておくことも大切です。

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